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根掛かりをなるべく回避したい!
根魚狙いのライトゲームで根掛りロスト回避のため、メインラインPE0.8号にリーダーフロロカーボン3号(12lb)というラインシステムで釣行してきた話です。
青物も狙えるレベルですが、頻繁に地球が釣れてしまうので仕方がありません。
根掛かりしてもフックを曲げて回収する作戦です。
個人的にはやはり細いラインの方が釣れやすいという印象があります。
エギングでは、3号よりも、2号、1.5号と落とした方がよく釣れますし、メバリングで、3号から1.5号に落としたところ、あっけなくポンと釣れたり。たまたま回遊してきたタイミングで、たまたまラインを変更したという可能性もありますが、釣り人ってこういうところで『細くしたから釣れた』と刷り込まれてしまうものなんですよね。
日没後6時から2時間、江ノ島表磯で実釣してきました。
メインターゲットはカサゴですが、目が良いとされるメバルが釣れたら、なお良し。
何かの間違いで季節外れのアジが釣れてくれても良し。
あれもこれも狙いたいものだから、リーダーをどうするか悩ましいです。
ちなみに、前回メバルを釣った時のリーダーは、1.5号でした。
その記事はこちら
根掛かりロストはどうだった?
ボトム中心に、中層、スリット、足元の磯際などを攻めて、根掛かりは合計6回。
水深は5から7mくらい。底取るのは、なかなか大変で、カウントしていてもよくわからなくなります。
フォールしながら軽めにしゃくって探りを入れるのですが、1分以上たっても海底のコツコツ感が得られない場合もありました。
リーダーが太いので流されやすかったりフォール速度に影響している可能性は、なきにしもあらず。
キャスト後、長時間放置して底を取ったりしていたので、根掛かりも多かったんですが、100%ロストを回避(GOOD JOB!)。
全てフックを曲げて回収できました。
ここは収穫ありでした。
肝心の釣果は?
実のところ、なかなか釣れず、やはりリーダーが太すぎるのでは?という疑念がもくもくと。
それを振り切るように『何か釣るまで帰らん!』と心の中で決意したところ、カサゴがヒット。
おお。まさかそういう精神が高次元レベルで影響を?
じゃあ、次は1投目から決意してみましょうか。
(こうやって釣り人のゲン担ぎが始まるわけですね。悲しいサガですな。)
ともかく、釣れる個体もいるということですね!
また、ワームを変更してから1投目でのヒットでした。
以下がヒットワーム。
PowerBait ClearGlowCrystal 夜行グローカラー。
他のワームよりもシルエットが大きく、またパワーベイト特殊フォーミュラの味とニオイが付いているので、こちらの集魚効果があったのかもしれません。
購入時は、『こんなでかいのがフックと共に口に入るんだろうか?』とやや不安でしたが、実際釣れると信頼の置けるルアーへと格上げです。
”こういうので釣れるんだ”という小さい発見があるところも、また釣りの楽しいところ。
上手い人はテクニックだけじゃなく、状況に応じた釣れる道具の引き出しも多いんでしょうね。
フックの先が潰れる
残念な事が一つ。
根掛りするとフックの先が潰れるということ。
見た目ではわかりませんが、指で触ると引っかかりを感じるようになります。
せっかく回収してもフッキングが甘くなるレベルだと交換せざる負えませんが、ねむりバリだと思えば、まだまだ使えるなと、わたしなんかは思ってしまいました。
フックの選び方
リーダーを太くしても、フックが頑丈すぎると、なかなか根からハリを外すことはできません。
根掛かりロスト回避のためには、細くて柔らかいフックを選ぶのがポイントです。
太くて硬いフックだと、ラインが負けて切れてしまいますし、細くて硬いフックだと、フックが折れやすいです。
カサゴやチヌ、セイゴなどを狙うようなフックは頑丈過ぎるため、回収を念頭に置いた場合、メバル用のジグフックがオススメです。
今回使用したフック
株式会社オーナーばりのメバル弾丸1.5g。
柔らかくしなやかなフックです。曲がっても手で戻せます。
まだ釣ったわけじゃないのでわかりませんが、30cmくらいの魚であれば問題なく釣り上げられるのではないでしょうか?
口が固いと言われるチヌは厳しいかもしれませんが。
余談ですが
上のメバル職人ストローテールグラブは、ゴムの弾力性も程よく、非常に付けやすい!
しかし、下のダイワアジングビームは、弾力がありよく伸びるので付けづらい。ヘッドの下までワームが移動してくれません。伸びては戻るの繰り返し。ワーム全体にひだもあるため、フックの出口の加減で折れ曲がりしやすく、なんどやってもうまくつけられません。
不器用すぎて泣けます。
本日の釣り場
江ノ島表磯