ど干潮の磯って普段水没したエリアが露出して、なんだかワクワクしませんか?
ヤドカリやカニ、イソギンチャク、謎の生物たちを観察したり、タイドプールに小魚がたくさん泳いでいたり、タコやウツボがウロウロしていたり、そんな生命感のある磯を散歩するだけでも楽しいですが、いつもなら竿を出すことができない場所で釣りができるようになるところもまた干潮時の磯の楽しさだったりします。
今回は、そんな干潮の磯をぶらぶらと釣り歩いてきました。
「4月干潮の磯をぶらぶら釣り歩いてみた話-前編-」の釣り場は、江ノ島の表磯です。
目次
江ノ島表磯へ
夕まずめに干潮を迎える良いタイミング。
潮位は40cmほど。
いつもなら波が這い上がる場所も今日はカラカラに乾いています。

波が這い上がりやすい場所もこれこの通りカラカラ

海藻がびっしりこれぞ干潮の磯

いい感じに岩が露出したワンド
こんなに露出していると、ちょっとテンション上がります。

ひじき?

海藻だらけのスリット
江ノ島で捕ってはいけないもの
ところで江ノ島の磯で以下の生き物を捕ることは密漁となるので要注意!
さざえ、あわび、とこぶし、ばていら、たこ、うに、海藻類(わかめ、はばのり、ひじき)。干潮時はいろんな生き物に出会いますからね。
ちなみに江ノ島の堤防ではタコ釣っても大丈夫です!
ブラクリ仕掛け
さあ釣りの準備。今回はエサ釣りです。

ブラクリ仕掛けとアオイソメ
オモリのすぐ下に針を結んだ仕掛けです。
こんな変な仕掛けですが、磯際でカワハギだって釣れちゃいます。
あちこち探ってみる
とりあえずスリットに生える海藻の隙間をチェック。
何か潜んでいれば、すぐに食いつくと思いますが…ん〜まったく反応なし。
立石梵天の鼻でもそうでしたが、このような奥まったスリットにある海藻帯では、釣れません。何もいないんでしょうか?
洞窟が近くにあったので、何の気なしに仕掛けを投入してみたら…
針がなくなって帰ってきました。
あんな頑丈そうな糸なのに…一体何が起こったのか?
追求してもロクなことがなさそうなので、この後は本命のゴロタを中心に探ります。
ゴロタで釣れたのはやっぱり○○
ゴロタでついにアタリが!
しかし、かかりません。
一度バラしてしまうと、もう反応がなくなり、諦めて別の場所を探ると…

15cmほどのソイ(?)
嬉しい1匹。
ちょっと小さいのでリリースです。

釣れたポイントは、岩と岩が折り重なったこんなところ
岩と岩の隙間、下に隠れられるスペースがあるんでしょうね。
相当水深は浅いです。
その後もあちこち探りましたが、釣れませんでした。
1匹釣れたことですし、暗くなる前に撤収です。
今回の釣り場
江ノ島表磯