こんにちは、かながわ小市民です。
今回は、どこかこじんまりとした釣り場に行きたくなり、いつものように”三浦・湘南・真鶴の釣り場ガイド”をペラペラめくっていたところ、目に留まったのが『立石梵天の鼻(たていしぼんてんのはな)』という釣り場。ガイドブックによると「浮世絵にも描かれた絶景釣り場。春にはモエビエサのメバル狙いもおもしろい!」とのこと。
ネットで調べてみると、どうやらここは、かながわの景勝50選にも選ばれている景勝地で、江戸時代の人気絵師、歌川広重の浮世絵「相州三浦秋屋の里」にも描かれた場所なんだそうです。
歌川広重が絵に残したいと思うほどの景勝地でメバルを狙ってみたいと思います!
目次
立石梵天の鼻ってどこにあるの?
今回の釣り場はこちら!
横須賀市秋谷にある立石公園すぐ近くの小磯です。
県営立石駐車場が便利、しかも無料!
無料の県営駐車場があり車釣行派には嬉しい限り。
駐車場に到着し準備をしていたらすぐに鳩が近寄ってきました。
いつも観光客から餌をもらっていますね、これは。
一眼レフを持ってきたのでいろんなアングルでひとしきり鳩を撮影。
ふと液晶を見ると、メモリーカードが入っていないというエラーメッセージが…。
エアカメラで無駄に鳩と遊んでしまいました。
ということで本日の釣行は全編スマホ撮影。
充電が足りるかどうか心配。

集まるハトたち

県営立石駐車場(無料)
普通車62台、24時間利用可能(7月1日~8月31日は6時00分~20時00分まで)。
夏は観光客で混雑するそうです。
駐車場確保は早目の時間帯に!

秋谷海岸
駐車場脇から降りられる秋谷海岸。
こじんまりとした海岸で、その先に秋谷港があります。
Googleマップで調べると漁港まで徒歩11分。十分徒歩圏内。
秋谷港の駐車場は有料らしいので、立石の無料駐車場に停めて漁港まで遠征するのもありですね!
景勝地感を醸し出している石碑。
ちょっと土台が残念な感じですが。

駐車場から見る立石
切り立った岩が立石。
奥に見えるのが今回の釣り場、梵天の鼻(ぼんてんのはな)です。
歌川広重にとっては絵に残したい風景、わたしにとってはメバルの住処。
さあメバルを探しに釣り場を目指しましょう!
カサゴでもソイでもいいんですけどね。
立石梵天の鼻の先端へ向かう

駐車場端の階段から海岸へ
階段から海岸へ出ましたが、立石公園の遊歩道からも釣り場へ行けます。

小さな砂浜
砂浜では子供が遊んだり、焚き火台で焚き火をしながら本を読んでいる人がいたり、なんだか雰囲気の良い環境ですね。
砂地を進み、松の木の下にやってきました。
釣り場全景。
土が固まったような磯です。
眺めがいい。

砂地と岩礁帯が入り混じる
ところどころスリットを跨いで磯を歩きます。

スリットの海藻

波が来ると水没するところも

立石梵天の鼻 先端
先端に到着。
満潮時は、ここまで来ることができないようです。訪れた時間帯は潮位が低く、先端まで辿り着くことができました。
一通り見た感じ魚っ気がなく、ややテンション下がり気味ですが、前回釣行した江ノ島の裏磯では同じようなお昼の時間帯にカサゴが釣れましたし、ひとまず頑張ってみましょう!
立石梵天の鼻 実釣編

先端付近の磯際
まずはあちこち磯際やスリットを探ります。
底付近でえぐれているような岩場もあったので期待していたのですが、反応なし。
海藻の影を狙っても何も飛び出してきませんねー。

沖の砂地と根を探る
キャストしてちょちょんとダート&フォールで広範囲に探ります。
周辺は、砂地と沈み根が広がっています。
沈み根には海藻があるようで、たまに引っかかりますが、すぐに取れますね。

知らぬ間にちぎれたソフトルアー
魚か?
海藻か?
ただの劣化なのでしょうか?
その後、しばらく投げ続けましたが、なんていうか全く釣れる気がしません。
ひとまずお昼ごはんタイム。
その前にちょっと実験を。
トビがカップヌードルに興味を持つのかテスト。
しばらく磯に置きっぱなしにしてみました(良い子は真似しないでくださいね)。
待つこと3分。
トビは上空を旋回していますが…

磯の上のカップヌードル
興味ないようですね。
カップヌードルだけじゃ、近寄りもしません。
じゃあ食べてみます。
無警戒に磯の上でカップヌードルを堂々と食べてみましたが、トビは襲って来ませんでした。
結論、やはりカップヌードルはトビのターゲットではないようです。
よく考えたら、こんな熱いものを食べるわけないか。

本日の釣り場ごはん
こってりなのに色々半分罪悪感無イス!というキャッチコピーのカップヌードル。
その浮いたカロリーで罪悪感の塊セブンシューをいただきます。

西の空に怪しい雲
お昼後、雲行きが怪しくなってきました。
すぐに雨になりそうな予感。
いつのまにか遊んでいた子供や観光客らもいなくなっています。
なんの釣果もありませんが、この辺で撤収しておいた方が良さそうです。

曇天の立石と梵天の鼻
車のエンジンをかけ、走らせる頃には雨がポツポツ降ってきました。
危ない危ない。
次回こそはメバルを釣りたいです。
ではでは!